Appleのブランディング

書籍「モノづくりニッポンの再生〈1〉中国に負けていられない!日本発・最先端“生産革命”を見る?セル生産/モジュール生産/ダイヤグラム生産/BTO生産」を読んでたらDellのBTO(Build To Order)が紹介されてて、ふと何日か前に読んだ上記の記事を思い出した。

Dellが目指す前方に、実はAppleがすでにいるんじゃないだろうか。

上記の本によれば、Dellは「いかに最善、最高のカスタマー・エクスペリエンスを提供するかに経営資源をフォーカスしている」とあり、その目標は
「1. 市場シェアよりも、顧客シェアを高める
2. 顧客満足体験を積み重ねる
3. 顧客価値の最大化を実現する
4. より長く顧客の心をとらえる
5. より深く顧客を知る」
らしい。

Appleが「1. 市場シェアよりも、顧客シェアを高める」「4. より長く顧客の心をとらえる」なんてあたりでDellのずいぶん先を行っているような気がするのは、冒頭で紹介したような事件があったりするせいか。

皮肉なことに、Dellのほうが市場シェアは圧倒的に高いんだ、また。
そんでもって、顧客価値の最大化っていうのをAppleが実現できているかってのも疑問(G5出て4カ月で5万値下げしたことに対する不満、と思ってもらっても構わない)。

ちなみに、このモノ作りの本、Dell以外のところが非常に面白いので(Dellの部分は同じ内容が5回ぐらい繰り返される。強調したいのは分かるけど)、生産管理・生産技術系、特に現場の人におすすめ。