安全保障をめぐる議論

野党はなぜ揚げ足取りしかできないのか。出来レースなんですかね。

私なりに今の状況を巡る考え方のポイントを挙げてみます。

1)集団的自衛権を日本が行使しない、と言っていると… a)米軍は日本が攻撃されたときに守ってくれない b)それでも米軍は日本が攻撃されたら守ってくれる

2)国際紛争に自衛隊が戦闘参加しないと… a)日本の地位は高まる b)日本の地位は下がる

で、こういう「集団的自衛権の行使が必要かどうか」の前に

3)自衛権は憲法で a)認められている b)認められていない

4)内閣の解釈で自衛権の範囲が拡大するのは a)許される b)許されない

5)憲法改正は a)すべき b)すべきでない

という話があり、どちらかというとこっちの話で止まってしまっているように思えます。

私は、1-b、2-b、3-b、3-b、5-aですかね。1-a/1-bは正直分かりませんが、日本が専守防衛を貫く以上、攻撃側が放置されるようなことはないと思います。

自衛隊がなければ今の平和は守られていないと思いますし、だとすれば憲法と実態がずれているのは見直されるべきです。

ただ、集団的自衛権は行使しないようにすべきと思います。 おそらく今の世界で、いろんな和平交渉に乗り出せるのは日本しかないのではないでしょうか。 中東とかでも日本に対する当たりは柔らかい、というのはよく聞きます。 イラク戦争には荷担してしまっていますが、そこは過ちを認めて真摯に謝るべきで、その上で、やっぱり私たちの話を聞いて欲しい、というような話をしないといけないんじゃないでしょうか。

アメリカに対しても卑屈にならずに意見を言って欲しいと思います。 米軍抜きで対北朝鮮・対中・対ロが戦えるとは思いませんが、アメリカも日本抜きで国益を守れはしないでしょう。 アメリカに守られているからと言って、行動はアメリカと同じようにしなくても良いはず、むしろすべきでないと思います。 アメリカのできないこと、日本にしかできないことをすべきじゃないのかと思います。

ただ「日米の部隊が公海上で共同警戒活動を行っていて米艦が攻撃を受ける」というようなケースは、これもはや集団的自衛権とかじゃないんじゃないか、個別的自衛権の範疇なんじゃないか、とは思います。 共同作戦中に誰が攻撃されたから、とかないですよね。それでも野党は「最初に攻撃を受けたのは米艦だったのかどうか?」みたいな質疑をするんでしょうか。しそうですね。 そもそも共同作戦をしてよいのかとか、どんな共同作戦なら良いのかとか、その場合は何をもって(どんな)自衛権を発動させるのかとかの議論は慎重にしてもらいたいですね。